INTERVIEW
PERSON
業務課 係長
2003年入社
YOSHIRO
MINAMI
2003年4月製造スタッフとして焼菓子課へ勤務
2009年5月主任へ昇進
2010年4月管理本部 購買担当として異動
2015年4月管理本部 業務課 係長へ昇進
私は何かを作ったりするのが好きだったので、「ものづくりをしたい」と考え、主に製造業を中心に就職活動を行っていました。むか新の会社説明会において先輩社員の質疑応答の際、「仕事でピンチに陥った時にはどうされますか?」という質問に対し、「ピンチはチャンスです」と答えた先輩社員の話を聞いて、「この会社はすごい!」と思ったのが一番の決め手でした。
また、その後の最終面接で「ぜひうちで働いてほしい」と言っていただき、会長(当時社長)の分厚い手と握手したとき、「この会社で頑張ろう」と決意したのを今でも覚えています。
ものづくりをしたいと入社したものの、自分の特性には合っていないのではないかと感じていました。味覚・触覚・嗅覚を使った感覚的な技術を覚えるのが難しく、やりたいことと得意なことは違うのだと思いました。
そんな中、社長(当時常務)から「資材担当者が定年退職するので引き継いでほしい」「資材の管理をパソコンでデータ管理してほしい」という2つの業務を任せていただくことになりました。
社内の年間表彰を頂いたときです。
資材業務を引き継いだものの、前任者の方法はアナログな部分が多く、とても一人で捌ける仕事量ではありませんでした。
そこで在庫管理システム、自動発注システム、原材料の計量予定作成システム、ついでに原価計算の仕組みも作って運用していたところ、その内容が評価されて年間表彰をいただけることになりました。
私は表彰式の運営側の立場であったため、まさか自分が選ばれるとは思っていなかったので、表彰されたときは驚きと同時にとても嬉しかったです。
また、光栄なことにその後別システムの制作でも再度年間表彰をいただくことができました。
システムを作ると言っても社内にノウハウがあるわけではなく、全くの手探りで進めなくてはいけませんでした。
製造部時代はわからないことがあれば上司に相談できたのですが、システムづくりに関しては誰も何もわからないため、技術面で相談できる相手がいませんでした。
しかし「ピンチはチャンス」
逆に考えれば自分のやりたいようにできるので、勉強をすすめるうちに「あんなこともできる。こんなこともできる」と、自分の技術力向上と仕事の成果が直結するのを実感できるようになりました。
むか新のデータをすべて包括する基幹システムを自社開発することです。
POSレジ、勤怠管理、商品発送、労務、会計、生産計画など、社内・社外含めて様々なシステムがありますが、これら個別のデータをすべて連携する基幹システムがあれば、普段手作業で行っている業務を大幅に削減できる効果が期待できます。
しかし、それだけの大規模システムを外部に委託すると莫大な費用が発生するため、自社での開発及び運用を目標としています。
私にとって仕事は半分趣味のようなものです。
作るものはお菓子からシステムに変わりましたが、「やりたいこと」と、「得意なこと」を仕事にすることができました。
自分も楽しい、人に感謝される、それでいてお給料ももらえる。
そんなありがたい場所が、私にとってのむか新です。